優勝

最強、優勝、恩寵

特殊人間関係の話

この手の話、軽い調子で投げてくる人間にエンカウントした経験ないですか? おれはある。優勝ちゃんはそういう人たちのこと、本当の男とか本当の女って呼んでるよ。はやく本当の人間になりたい。


優勝ちゃん、昨年に人間の感情を獲得するまではAで始まる方向の類型だと思ってたので(いまも概ね外れてないと思う)、
本当の男や本当の女が期待するような話を持ち合わせていない。たぶん。


聞き寄られて試しに話してみても、
「それって本当に特殊人間関係だったの?」
なんていわれてしまう。実際相手に何も期待してなかったし特に求めるような気持ちもなかった、と説明すると
「???????」
な反応が返ってくる。


というか全体的に話が噛み合わない。はやく本当の人間になりたい。漠然と相手が欲しいと思ったこと自体ない、とか言ってみると理解不能白けたみたいな顔をされる。手前から聞いておいてそれは違うんじゃないか? おこだぞ。


正直勘弁してほしい。許してくれ。


おれは打ち明けられたり、あるいはもっと直接的に求められたりして居心地が悪かった経験のある人間とだけそういう話をしたい。

あとは寝るのが趣味ですみたいなタイプの人か竹桜か(おおむねめっちゃ話を聞いてくれるのですごい)。傾聴技術を修めている人間、えらい。趣味共枕も入籍も納得感がある。


さておき、あんまりにも面倒なので今後は「無礼であるぞ」とか顔に書きつつ雑に流すと思う。

いや一度上司に「人事案件ですか?」ってヘラヘラしながら言ってた。おれは無敵だぞ、助けてくれ。

ちなみに反応は「なんで人事が出てくるの?」だったので、夕日に背を向けて曖昧に笑っておいた。熟れたホオズキより赤く照らされた世界がぼくには耐えがたかったから。
本当は午後一時、クーラー鬼効かせの夏真っ盛りの出来事だったので、そのような事実はない。寒かったから上着羽織ってたよ。

場の話を続けると、決裁権者ちゃんはおれのこと曖昧に同性愛者だと思っている気がする、たぶん。ハズレだけど触れがたく思われている分にはおれさまがなんぼか楽なので、そのままの決裁権者ちゃんでいてほしい。


主語をでかくすると楽でいいな。許してくれ。

日光で撮った。